フリーランスのエンジニアにとって、安定した収入を得ることは大切なことです。そのため、単価相場は大きな関心事といえるでしょう。では、フリーランスのエンジニアの単価相場はどのように決まるのでしょうか。
単価相場は、保持しているスキルの内容と高さによって決まります。PHP・Java・Swiftといった主流な言語を操れるエンジニアほど、単価相場は高く安定している傾向にあるといえるでしょう。システム製作では、iOSやAndroid関係のエンジニア、あるいはインフラを手がけられるエンジニアの単価相場が高いです。複数の言語やジャンルをまたいで活躍できるエンジニアも単価相場が高くなる傾向があります。また、複数の業界で実務経験を積んだエンジニアは、単価相場が上がります。
さらに、職種によっても単価相場はある程度決定されています。コンサルタントやプロジェクトマネージャといった、仕事を管理できるフリーランスは単価相場が高くなっています。
また個人的の資質によっても単価は変化します。成長意欲が高く、学ぶ意識が強い人は、多少スキルが足りなくとも案件に参加するチャンスが増えるからです。
くわえて、コミュニケーション能力が高いフリーランス・エンジニアは、高収入の案件の依頼が来やすくなります。エンジニアの仕事の多くは、複数人でチームを組んで行うため、チームがぎくしゃくしない人物が好まれます。人物の評価や対話能力は、フリーランスのエンジニアの単価を決める、とても重要な要素であるといえるでしょう。